「今週もまたゴルフ?行き過ぎじゃない⁉」

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最近はゴルフをする人が増えてきています。毎週ゴルフに行く旦那に嫌気がさしている奥さんも多い事でしょう!
「男」にとって(男性に限りませんが)ゴルフというスポーツはどれほど大切なものでしょうか。
僕自身も現在31歳ですが、25歳の時にゴルフを始めました。ゴルフはとても良いスポーツだと思いますし、「ゴルフを始めて良かった」と感じています。しかし、ゴルフはお金と時間がかかるスポーツでもあります。そこでゴルフにあてるお金と時間の『バランス』はとても大切です。
今回は、ゴルフをしている方もこれから始めようと思っている方も、ゴルフのメリット、デメリットについてご紹介していきます。

ゴルフのメリット

ゴルフを行うメリットをいくつかご紹介します。

社交的な機会
ゴルフのメリットといえば、何といっても社交的な機会を生みだすことでしょう。ゴルフは友人やビジネス関係の構築に役立つ社交的なスポーツです。ラウンド中に他のゴルファーとコミュニケーションを取り、新しい人々と知り合う機会が増えます。

僕がゴルフを始めたキッカケは、会社の先輩から「ゴルフはいろんな人と知り合うことが出来るからやっておいた方が良い。いろんな年齢層の人、立場の人、すごい経験をしてきた人と話をすることが出来るよ」と言われたことがキッカケです。
実際、ゴルフを通じて出会った人数は数知れず、沢山の出会いがありました。その出会いが仕事をスムーズにしていることも間違いなくあります。その結果が収入アップや出世に関わることもあるでしょう。

ゴルフをしている会社の上司や先輩と、ゴルフの話や、どうすればもっと上手くなるかを話していると自然と距離が縮まります。そうすることで、ゴルフの話だけではなく、仕事の話から相談事まで人間関係を円滑にする力もゴルフというスポーツは持っているように感じます。

また僕がゴルフを始めて良かった、と思えた事の一つに『無口な父親と会話の数が増えた』ことがあります。

僕の父親はシングルプレーヤー(かなり上手いってことです)なので、ゴルフの情報やコツを多く知っています。父親からゴルフについて教えてもらうと、父親がお酒の力を借りずにこんなにしゃべるのを初めて見ました(笑)。

健康的な運動
ゴルフは歩く、クラブを振るなど、体を使った運動です。これにより、筋力、柔軟性、バランスが向上し、心臓血管系にも良い影響を与えます。

ゴルフ場はかなり広いです。ゴルフは基本的にカート(ゴルフ場を走る車)に乗って移動しますが、ボールのある位置まで歩かなくてはなりません。ゴルフのグラウンドで歩く歩数は平均13,000歩と言われています。距離すると約10㎞は歩いているようです。

1日に10㎞歩くことを考えるととても健康的なスポーツだと言えます。

年齢に関係なく楽しめる
ゴルフは、サッカーやバスケットのように激しいスポーツではないので、幅広い年齢層の方が行っています。現役で楽しめる期間が長いスポーツといえます。

仕事をリタイアされた方達が大声で笑いながらプレーしているのを見ると、とても充実した日々を送っているように見えて、見ているこっちも楽しくなってきます。

年齢層が高めの女性たちの姿を見るのも珍しいことではありません。男女問わず、年齢問わず楽しめるスポーツです。

ストレスの軽減
ゴルフは自然の中で過ごし、リラックスした環境でプレーすることができます。
僕の場合は、沖縄のコースに出ますが、海の近くで海風を感じながらプレーするととても気持ちが良いものです。

管理されている芝や林、絶景を見ながらプレーするのは日常を離れて気分をリフレッシュすることが出来ます。テレビで放送されているゴルフをちょっとだけ見てみてください。青々とした芝生、海に囲まれているコースもあれば、富士山が見えるコースもあります。そのようが絶景が嫌な事を忘れさせてくれるでしょう。

戦略と集中力の向上
ゴルフは自然との戦いです。風を読み、傾斜を読み、芝を読みます。
風がどの方向に吹いているのか、吹く強さはどのくらいか、その点を計算にいれてボールを打っていきます。ゴルフのシーンでよく見る、芝を投げて、芝がどの方向に飛んでいくかを見るのは、風の向きと強さを見ています。

傾斜は、ボールがどのような傾斜の位置にあるのか、構えた時に、体がどのように傾くかを考えます。
その傾きによって打ち方を変えます。
最後にボールを穴に入れる場所(グリーンと呼ぶ)では、ボールを打つとどのように転がっていくかを計算します。

芝を読むとは、芝の長さのことです。芝の長さはどのくらいか、芝はどの方向に生えているのか、手前に倒れているのか、奥に倒れているのかを見て打ち方を変えます。

また自分との戦いでもあります。
メンタルのスポーツとも言われています。ボールを打つ瞬間に、風が吹くと無意識に力が入り地面を打ってしまうことがあります。常に平常心を保ってプレーすることが必要になります。

メンタルをコントロールすることもゴルフから学ぶことが出来ます。

ゴルフのデメリット

上記ではメリットをあげてきましたが、ここではデメリットをお伝えしていきます。

・お金がかかる
ゴルフを始めるに当たって、一番のマイナスポイントは「お金がかかる」ことでしょう。
ゴルフを始めるには、まずクラブを購入しなければなりません。ゴルフは基本的に14本のクラブを持ってプレーします。

クラブによってかかる料金が違いますが、仮に1本3,000円~5,000円(最安値設定)だとして、3,000円×14本で「42,000円」が初期費用としてかかります。またクラブだけでなく、ゴルフバッグ、手袋、ゴルフシューズ、ボールなどがあります。

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服装についても、ゴルフは紳士のスポーツということで、マナーとして、ジーパンでのラウンドはNGです。オシャレにゴルフをしたい方にとっては、ゴルフウェアも購入すると考えるとやはりお金がかかります。

練習するのもお金がかかります。ゴルフレンジ(練習場)も無料で入れるわけではありません。

ラウンドももちろんお金がかかりますし、ゴルフ場は基本的に街中にはありません。広大な敷地が必要なため、町はずれにあることが多いです。そうなると移動費もかかります。

技術の習得に時間がかかる
ゴルフは技術と熟練を必要とするスポーツで、初心者にとっては時間がかかることがあります。

ゴルフというスポーツは、奥の深いもので、ゴールがありません。
ゴルフについて知れば知るほど、自分の弱点に気づきさらに練習を重ねることになります。その事自体はとても良い事ですが、忘れてはならないのが、お金と時間がかかっている、ということです。

また練習をしたからと言って、必ず上達するものでもありません。
残念ながら、中には何十年と練習しているのに、スコアが全く上がらない人もいます。

それから、練習の成果がラウンドで発揮できな場合もおおいにあります。
練習では、毎回同じ位置で打つことになりますが、ラウンドすると、毎回同じ位置にボールがあるということは、ほぼありません。傾斜があり、芝の長さが違い、風の向きが違い、周りからの目が違うのです。練習では出来ていたことも、ラウンドでは全く出来ない、もしくは忘れてしまうこともあります。

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天候に左右される
ゴルフは屋外で行うため、天候に左右されることがあります。悪天候の日にはプレーが制約されることもあります。

・身体的な負担
長時間歩くことやクラブを振ることが身体に負担をかけることがあります。特に体力に自信がない場合、練習と体力づくりが必要です。

特に腰を痛めている方が多い印象です。体の回転によってクラブを振る為です。また、パター(ボールを穴に入れる際に使うクラブ)の練習を行う際にも、かがむ姿勢でクラブを振ることになる為、長時間パットの練習をすると腰を痛めてしまいます。

ストレスになることも
ゴルフは楽しいこともありますが、プレッシャーやストレスも伴うことがあります。パーフェクトなラウンドを求めることがストレスを生むこともあります。

スコアばかりを気にしてしまうと、絶景を前にしてのラウンドも、目に入らなかったり、コミュニケーションの機会を失うことになってしまいます。楽しむことを忘れてはいけません。

ゴルフを始める、続けるために気をつけること

ここからは僕がゴルフをしている上で大切にしている考え方をお伝えします。

・自分でゴール、目標の達成場所を決めておく
先ほどもお伝えしましたが、ゴルフにはゴールがありません。
底なしの沼のようなものです。求めれば求める程ゴールが遠ざかって行くような感覚に陥ります。
ですので僕の場合は、「大体このくらいのスコアで回ることが出来れば良しとするか」というようなゴールを決めています。

ゴルフのスコアは、ボールをカップ(穴)に入れる打数によって決まります。

仮に、4回でカップに入れなくてはならないコース(Par4(パーフォーと読む))で3回で入れたら「-1」、4回で入れたら「±0」、5回で入れたら「+1」、6回で入れたら「+2」となっていきます。

コースは基本的に、全部で「72打」で回るように設定されています。パー4×10コース。パー3×4コース。パー5×4コースです。この72という数字に近づいている人が、少ない打数でカップに入れていることになり、上手な訳です。

僕の場合は、スコア「平均で90代前半で回れればOK」というゴールを設定しています。
そして現在、平均スコアは90代前半から半ばくらいです。ですので到達したい場所には達しているので、後はキープしていくことを考えています。

僕の考えですが、ゴルフを職業としていない方は、スコア100を切ることが出来れば、それで良いのではないかと思っています。100を切れば大体「ゴルフが上手」の部類に入ってきます。これは向上心が無いとか遊びに本気や真剣さがない、とかそういうものではなくゴルフ特有の感覚でそのような考えを持っています。

・ラウンドではカートに乗って移動出来るようにはしておく
ゴルフ場では小さな車(カート)に乗って移動しますが、ボールを右へ左へとまっすぐ飛ばせないとカートに乗っているヒマがありません。カートに乗るより歩いてボールの位置まで行った方が早いからです。

カートの中は、一緒にラウンドする人と話をする絶好の機会です。カートでの移動中に仕事の話をしたり、得意先と距離を縮めるチャンスの場所となります。

しかし、カートに乗るヒマも無いほど、ボールをあちこちに飛ばしていては絶好のビジネスチャンスや話をする機会を逃してしまいます。

ですので、カートに乗って移動できるようにボール最低でも前に飛ばせるようになるまでは練習する必要があります。僕のゴールである90代前半はカートに乗って移動できるくらいのレベルなので、90代前半をゴールに設定したのはこのような理由もあります。

・練習は量より質、効率を考える
練習する際は、量よりも質や効率を考えます。
練習するのにもお金がかかってしまいますので、1球1球、考え方を変えたり、打ち方を変えたり、実験をしています。

たまに何も考えずにむやみにボールを打っている方を見かけますが、それではあまり効率が良くありません。今日はうまく打てていたとしても、明日には感覚が違ってくるので、なぜうまくミート出来たのか、なぜダフったのか、なぜこの軌道のボールが飛んで行ったのかを考えながら練習をします。

ゴルフは「物理」ですので、クラブのヘッドがボールに当たる角度、位置、タイミングが何となく分かっていれば同じ軌道のボールを打てる率が上がってきます。

その感覚さえ分かっていれば、大体同じようなボールが打てるようになります。
その感覚さえ分かっていれば、例え3か月練習していなくても、ラウンド前に練習すれば感覚が戻ってきます。

まとめ

ゴルフを始めたいと思っている方、またすでにゴルフをしている方へ、ゴルフのメリット、デメリット、そして考え方について紹介してきました。

ゴルフのメリット

  • 社交的な機会
  • 健康的な運動
  • 年齢に関係なく楽しめる
  • ストレスの軽減
  • 戦略と集中力の向上

ゴルフのデメリット

  • お金がかかる
  • 技術の習得に時間がかかる
  • 天候に左右される
  • 身体的な負担
  • ストレスになることも

ゴルフを行うにあたっての考え方

  • 自分でゴール、目標の達成場所を決めておく
  • ラウンドではカートに乗って移動出来るようにはしておく
  • 練習は量より質、効率を考える

冒頭でも述べましたが、僕は「ゴルフをやっておいて良かった」と思っています。
それは、ゴルフを通していろんな方と関わってきましたし、それによりプライベートも仕事もプラスの方向で進んでいるからです。無口な父親ともラウンドして良い思い出になりました。ゴルフを通して学んだことは数えきれません。

ただ、お金と時間がかかるスポーツなので、結婚されている方は、バランスを考え、お金と時間をかけずに上達する方法を見つけるのが良いでしょう。質重視でいきましょう。

また底なし沼のように、歯止めがかからなくなる場合もありますので、自分の目標地点を明確にしておくことをオススメします。平均スコア100を切れば全然OKだと思います。

ゴルフというスポーツは「男」にとって、収入アップや出世、仕事上では欠かせないものだということは、奥様方にご理解をお願いしながらも、男性方は、バランスを考えていきましょう!




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